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こんな時代だから写真集を出しました

こんな時代だから 写真集 出しました
18日に発売です!
写真集なんて柄じゃないけど
カメラマン20周年に俺なりの 写真集

「里のいごこち」(新日本出版社)3500円(税別)
毎日のように通っている相模原エリアのフィールドを中心に
人里と生きもののつながりを表現した写真集です
まぁ私が作るものですから
20周年に俺の集大成!といった
大げさなものでもなければ
この写真いいでしょ〜 といった
自己満足的なものでもありませんよ(笑)
絵本のように写真を読める写真集です!

なぜ あんなに避けてきた写真集に 
いま こだわったかと言いますと・・・
 
言い方は悪いけど〜・・・
後進のことも考えず 人を出し抜くばかりの
自分さえよければいいってやつが多いネイチャーカメラマンっていう人種にも
たいしたアイデアもなく盛り上げるだけ盛り上げて平気で撤退する版元にも 
人が創り上げたステイタスに便乗するだけのミーハーで非力な奴らも
同じようなものを繰り返し出版したり人真似ばかりして場を荒らすカメラマンも
それを助長する版元も
本当に作りたいものかどうかよりも「売れたものに便乗するだけ」が主流になりつつある版元にも
正直色々なことに嫌気がさしています
本が売れない時代だから仕方ない とはどうしても思えないのです
そんなんだから更に売れなくなったんだよ!
いいものはちゃんと売れんだよ!

でもねそんな中でも俺は幸せ者なんだと思います
俺の周りにはそうじゃない人がしっかり(多くはないけど〜)いてくれる
類似書が売れていなければ本にならないという時代に
類似書なんて全くない本を提案し続けている俺が
なぜ20年以上 本を出し続けられているかといえば
それを面白いと思ってくれて
形にするため一緒に動いてくれる編集者がいるからです
生き物を一緒に探しに行ってくれたり
探し出してきてくれたり 撮影を裏で支えてくれる仲間がいるからです
そして
俺の「なんの根拠もない自信」を信じて共に進んでくれる友や家族
がいるからです

写真集といえば自費か スポンサーになるような大きな後ろ盾に支えてもらうしかない・・・
エージェントは自社の名前だけを前に出し肝心の撮った写真家の名前は微塵も出さない・・・
カメラマンがそんなことに慣れちゃダメだよ

今こそカメラマンは写真の腕を磨くのと同じくらい
企画力や想像力を鍛えなきゃいけない
きちんと交渉する術を持たなきゃいけない
そう思うんです

自分が何を始めたか 何を決めて行動してきたか・・・

これでも真剣にやってるんだよ おれは!
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